【2~5%の濃度で使用】植物性ステアリン酸は、パームオイルからとれる脂肪酸のひとつで、安定性が高く酸化しにくいのが特徴です。手作り化粧品では、オイルと水を乳化しクリーム作りに単体、または他の乳化剤と組み合わせて使うことが出来ます。その他、手作り石鹸を固くする材料としても使用できます。
品名 | 植物性ステアリン酸 |
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生産国 | 日本 |
英名 | Stearic Acid |
融点(溶ける温度) | 約54~58℃ |
鹸化値(NaOH/KOH) | 141/197 (苛性ソーダ/苛性カリ) |
様相 | 乳白色~白色の3~4mmの粒状 |
成分 | パームオイルからとれる脂肪酸 |
使用期限の目安 | 2年 |
保管場所 | 冷暗所 |
使用量 | 全体の量に対し2~5% |
その他 | 高温で溶ける為、ココナッツオイル等の高温にしてもいいオイルに先に混ぜ溶かす。その後、他のオイルを足すとよい。 |
同じ製品でも入荷時期により、色合い、香り、様相等が多少違う場合があります。
雑貨品取扱品となりますので、個人の責任でご使用ください。
パームオイルからとれる脂肪酸のひとつで、石鹸を固くするのに使われる他、乳化剤と合わせて使うことでローションとクリームの乳化を安定させ柔らかな肌触りにすることができます。
・原材料…パーム油
・成分……ステアリン酸(脂肪酸)
・使用量…2~5%
手作り石鹸には2~5%で使用する
・ステアリン酸10gを入れた場合→苛性ソーダ+1.4gを追加
・ステアリン酸15gを入れた場合→苛性ソーダ+2.1gを追加
・ステアリン酸20gを入れた場合→苛性ソーダ+2.8gを追加
・ステアリン酸25gを入れた場合→苛性ソーダ+3.5gを追加
*ディスカウント0%での計算となります。
例えば10%ディスカウントであれば0.9を掛けて算出
→ アルカリ計算機
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手作り素材の植物性ステアリン酸は、石鹸作りやクラフトの材料としてお使い頂けます。お肌に触れるものは、パッチテストを行い十分確認をし、問題がある方はご使用はおやめください。ここに掲載されている内容は、一般的にいわれてる事を記載しているもので、商品の効果効能、不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関して当方は責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。